時代は「食べる」へ進化

「食べない」ダイエット

摂取カロリーを減らす「食事系ダイエット」。
一昔前に良く流行ったものは「〇〇しか食べないで痩せる!」「〇〇を食べれば痩せる!」などと言ったものが主流だったように感じます。 食べたうえで痩せるというように思えますが、これってよく考えてみると〇〇以外は「食べない」って事ですよね。
そんなダイエット方法をすることで、体の栄養バランスが崩れ、体調を崩してしまう人も多かったはずです。 一見痩せたように思えても少し気を抜くだけですぐに元通り・・・と言うよりもリバウンドしてもっと太ってしまったという例もよく耳にしました。
食べないダイエットは食事量を極端に制限するので、すぐに成果(体重の減少)は現れますが、その分リスクも高いことを知っていただきたいです。

レコーディングダイエット

少し前から流行しているのがレコーディングダイエットです。
何をいつ食べたか記録(レコーディング)していくことで、可視化することができます。 おおよその摂取カロリーも計算できるので、カロリーコントロールも容易です。 また、後から見返すことも可能なので、摂りすぎを反省したり、不足している栄養も一目瞭然となります。
記録をしっかりとらなくてはならないので、比較的面倒なダイエット法ではありますが、食べないダイエットよりも健康的に痩せられます。
しかし「食べる量を制限するために書く」のであって「書きさえしたら食べてもいい」という訳ではないことを忘れてはいけません。 何のためにレコーディングしているのか、どんなダイエット法でもそうですが、目標が具体的な人ほど痩せやすい傾向にあります。

ダイエット成功のカギは食事が9割!

無理に食事制限をすると、高い確率で肥満サイクルに陥ってしまいます。 甘いものを食べすぎない・飲みすぎないというのはダイエットの基本中の基本ですが、意識を変えることで同じ食事内容でも太りにくく出来ます。
つまり、自分自身の意識を変えた「食べる」ダイエットが今の主流となりつつあります。 しっかり食べつつも、栄養のバランスを整えた質の高い食事を摂ることで太りにくい体を手に入れることができます。
しっかり食べて健康的に、エネルギーを使う体を維持していきましょう。

血糖値を意識する

具体的に太りにくい食べ方とは?
血糖値を意識して食べることで、同じ食事内容でも太りにくくすることができます。 血糖値が急上昇すると、体が脂肪を作りやすくなってしまします。 具体的に血糖値を急上昇させないポイントは4つあります。
1.空腹時は野菜から食べる
野菜の繊維質は、消化のスピードをゆっくしてくれるので、体脂肪が作られにくくなります。
2.ゆっくり食べる
子供のころ、よく噛んで食べましょうと言われませんでしたか? よく噛んでゆっくり食べることで、あまり量を食べなくても満腹を感じることができます。 脳が満腹を感じるまでに必要な時間は約20分ほどと言われているので、ゆっくり食べ、脳の満腹中枢を刺激しましょう。
3.炭水化物中心の食事を控える
炭水化物はカロリーが高めです。 丼ものはもちろん、パスタやラーメンなどの麺類は特にカロリーが高めです。
4.炭水化物はおかずと食べる
実は、脂質は血糖になる時間が遅いです。 炭水化物はおかず(脂質)と一緒に食べることで、血糖値の急上昇を控えることができます。